◆プロフィール
名前 |
アルシオン・ラビリス |
身分 |
うさぎの獣人の国「ラビリス」の王 |
年齢 |
22歳 |
身長 |
175cm |
容姿 |
白髪に赤い瞳 |
家族 |
父親、母親 |
◆生い立ち・性格
ラビリスの王。先代の王であった父親はまだ健在だが、アルシオンに王位を譲り隠居した。
イヴリンと同じく、幼いころから王になるための教育を受けていた。
王族として剣術も習っており、それなりの腕前ではあるが、本人はあまり好きじゃない。
どちらかというと、本を読んだり、学問を学ぶ方が好き。
両親との仲は良好で、家族仲に特に問題はない。イヴリンとは家族ぐるみの付き合いのある幼馴染。
よく一緒に遊んでいたが、気の強いイヴリンに引っ張られていくことが多かった。
子供の頃は勉強や剣術が好きでなくあまりできる方ではなかったが、
イヴリンに置いて行かれるわけにはいかないと必死に頑張って習得した。
そのうち王族としての自信をつけ、立ち居振る舞いも相応しいものになっていった。
何にでも一生懸命で、勇気があって、優しいイヴリンのことが昔から好き。
憧れにも似た強い恋愛感情を持っているが、王である自分と女王であるイヴリンが
一緒になることはないと諦め、本当の気持ちを誰にも言わないでいた。
ラビリスの王族は代々無類の紅茶好きで、アルシオンも例にもれず。紅茶に合うお茶菓子にもこだわる。
侍従のコルトがいれる紅茶は絶品で、アルシオンのお気に入り。
◆恋愛・病み
これまでの女性経験はそれなりにある。しかしイヴリンのことが昔から好きで
どうしてもその想いを捨てられずにいるため、恋人を作っても長続きしなかった。
普段の不遜で王様らしい態度から、おしとやかな女性が好きなのではと思われがちだが、
自分を引っ張ってくれるような強いひとの方が好き。(というかイヴリンのことしか好きじゃない)
女性の扱いには手馴れており、女性と接するときは紳士的かつ社交的。
褒めることもよくあるがほぼ社交辞令。
イヴリンに対してだけは意地の悪いことばかり言うが、その会話の応酬を楽しんでる部分もある。
しかし、自分の気持ちを悟られるのが怖いという気持ちもあり、
実際は今の関係を崩すまいと思っての言動。
そのため、思いが通じ合った途端、たがが外れたようにイヴリンに愛情を伝える。
イヴリンのことを閉じ込めたのは、独占欲というよりも、
ただずっと一緒にいたいという強い気持ちから。
このままではいられないと本当は分かっているので、病んでるというほど振り切ってはいなかったかも。